肝臓疲労は腰痛のもと 1
肝臓疲労は腰痛のもと 2
肝臓疲労は腰痛のもと 3
↑ 以前に、肝臓の疲れが腰痛の原因になることについて書きました。
今回は、ちょっと詳しく肝臓の機能についてお話ししますね。
肝臓ってどんなもの?どんな働きをしているの?と気になる方はお読みくださいね。

【1】構造
肝臓は、約1,200gの重さをもち、体重の約1/50を占めています。
多くの役割を持っておりその役割をはたすために、たくさんの酸素を必要としています。また、酸素を
運ぶため大量の血液が肝臓に流れ込みます。
このように肝臓は、非常に血流に富む臓器です。
肝細胞に送り込まれる血液は、1分間に1,100mlにもなります。また肝臓内に蓄えられている血液は、身体全体の10%以上に相当します。
肝臓が暗褐色をしているのは、このように血液を含んだ臓器だからなんです。
もしも何かアクシデントがおきて肝臓に十分な血液が供給されなくなったとしたら、細胞に必要な酸素と栄養が行き届かなくなり、肝機能が低下してしまいます。
どの臓器にもいえますが、身体の血流を良くすることは肝臓にとっても良いことなんですね。
【2】代謝
肝臓は、ほとんどの物質を代謝している中心となる臓器です。
〈タンパク質代謝を例とします〉
タンパク質摂取
↓
小腸でアミノ酸に分解・吸収
↓
肝臓へ
食べ物に含まれるタンパク質は、小腸でアミノ酸に分解、吸収され肝臓に送られます。
そこで体を構成するタンパク質に組み替えられるのです。
肝臓には、他にも糖の代謝、脂質の代謝、ビタミンの代謝、ミネラルの代謝、胆汁酸の代謝なども行っています。
なので肝臓の代謝機能がうまく働かなくなると、さまざまな症状を引き起こします。
◆肝硬変での代謝異常
肝硬変などで肝細胞が著しく障害を受けると、それにともない合成されるタンパク質が
減ってきます。
その結果、血液中のタンパク質も減少し、低アルブミン血症を引き起こします。
いわば血液が水っぽくなる症状で、血管を外側から覆うものが少なくない場所。
たとえば腹腔などでは、血液の液体成分が血管の外へ浸透しやすくなります。
重症の肝臓病にみられる、浮腫や腹水症状の一因にはタンパク質代謝の障害が起こるからです。
【3】解毒
解毒とは、摂取された有害物質を水に溶けやすい形に変え、尿や胆汁の中に排泄する働きをいいます。
〈タンパク質の解毒例〉
タンパク質摂取
↓
腸内で悪玉菌に分解され、アンモニアが発生
↓
肝臓で解毒
腸内では、食べ物に含まれるタンパク質が悪玉菌によって分解され、アンモニアなどの
有害物質が絶えず発生しています。
また、肝臓には特殊な細胞があり血液中を流れてくるウイルス、毒素、色素、腫瘍細胞、
壊れた赤血球などを細胞内に取り込み、消化してくれています。
これも肝臓の解毒機能の一つと考えられますね。
ほかにも、肝臓は胆汁分泌なども行っています。毎日たくさん働いてくれている肝臓のためにも、身体によくないものを食べることは控えて労わってあげたいですね。
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