肝臓について

1週間で考えるお酒との付き合いかた

1週間で考えるお酒との付き合いかた

 

みなさんお酒は飲まれますか?

院長も私もお酒はあまり飲みませんが、好みとしてはビールか日本酒が好きです。

最近は仕事終わりの一杯をするならノンアルコールビールで十分なことに気づき、ますますお酒から遠ざかっている気がしています(笑)

 

 

アルコールをたくさん摂っていると、肝臓も疲れるし、糖尿病などのリスクも高くなってくるし・・と皆さんお酒の量には気を付けたいなと考えていらっしゃるようです。

昨日飲みすぎたから今日明日は休肝日にしよう、と意識するのはとっても良いことですね。

ですが、実際にお酒の量をどれだけ控えれば飲みすぎた分の負担を減らせるのか、知っていますか?

 

もう一杯飲みたいのを止めたから、何となくこれで大丈夫な気がする

最近飲んでないから、何となく今日は飲んでも大丈夫な気がする

 

という何となくな指標では、控えているつもりでも実は飲みすぎているかもしれないですね。

 

お酒の適量は、1日あたり「ほろ酔い」になるまでです。

この量を守り、一週間でバランスよく振り分けるのが良いやり方なんです。

日本酒2合でほろ酔いになる方だと、一週間で14合以内が目安になります。

1回に2合では物足りない!という方は、1日3合までとし週3日の休肝日を設けることで、バランスはまずまず保たれます。

だからといって一週間に2回、7合を飲むなんて無茶はしないでくださいね。

 

こうして一週間で飲む総量と頻度をきっちり設定することで、自分の体に適したお酒の量を守ることができるんです。

 

お酒が強い人は、身体が壊れにくいのではなく身体が壊れるまで飲めるということです。

みなさんのお酒の適量、ぜひ気にしてくださいね。

 

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肝臓のはたらき

肝臓疲労は腰痛のもと 1

肝臓疲労は腰痛のもと 2

肝臓疲労は腰痛のもと 3

↑ 以前に、肝臓の疲れが腰痛の原因になることについて書きました。

今回は、ちょっと詳しく肝臓の機能についてお話ししますね。

肝臓ってどんなもの?どんな働きをしているの?と気になる方はお読みくださいね。

【1】構造

肝臓は、約1,200gの重さをもち、体重の約1/50を占めています。

多くの役割を持っておりその役割をはたすために、たくさんの酸素を必要としています。また、酸素を

運ぶため大量の血液が肝臓に流れ込みます。 

このように肝臓は、非常に血流に富む臓器です。

肝細胞に送り込まれる血液は、1分間に1,100mlにもなります。また肝臓内に蓄えられている血液は、身体全体の10%以上に相当します。

肝臓が暗褐色をしているのは、このように血液を含んだ臓器だからなんです。

もしも何かアクシデントがおきて肝臓に十分な血液が供給されなくなったとしたら、細胞に必要な酸素と栄養が行き届かなくなり、肝機能が低下してしまいます。

どの臓器にもいえますが、身体の血流を良くすることは肝臓にとっても良いことなんですね。

 

【2】代謝

肝臓は、ほとんどの物質を代謝している中心となる臓器です。 

〈タンパク質代謝を例とします〉

タンパク質摂取

小腸でアミノ酸に分解・吸収

肝臓へ 

食べ物に含まれるタンパク質は、小腸でアミノ酸に分解、吸収され肝臓に送られます。

そこで体を構成するタンパク質に組み替えられるのです。

肝臓には、他にも糖の代謝、脂質の代謝、ビタミンの代謝、ミネラルの代謝、胆汁酸の代謝なども行っています。  

なので肝臓の代謝機能がうまく働かなくなると、さまざまな症状を引き起こします。

◆肝硬変での代謝異常 

肝硬変などで肝細胞が著しく障害を受けると、それにともない合成されるタンパク質が

減ってきます。

その結果、血液中のタンパク質も減少し、低アルブミン血症を引き起こします。

いわば血液が水っぽくなる症状で、血管を外側から覆うものが少なくない場所。

たとえば腹腔などでは、血液の液体成分が血管の外へ浸透しやすくなります。

重症の肝臓病にみられる、浮腫や腹水症状の一因にはタンパク質代謝の障害が起こるからです

【3】解毒 

解毒とは、摂取された有害物質を水に溶けやすい形に変え、尿や胆汁の中に排泄する働きをいいます。

〈タンパク質の解毒例〉

タンパク質摂取

腸内で悪玉菌に分解され、アンモニアが発生

肝臓で解毒

腸内では、食べ物に含まれるタンパク質が悪玉菌によって分解され、アンモニアなどの

有害物質が絶えず発生しています。

また、肝臓には特殊な細胞があり血液中を流れてくるウイルス、毒素、色素、腫瘍細胞、

壊れた赤血球などを細胞内に取り込み、消化してくれています。

これも肝臓の解毒機能の一つと考えられますね。

ほかにも、肝臓は胆汁分泌なども行っています。毎日たくさん働いてくれている肝臓のためにも、身体によくないものを食べることは控えて労わってあげたいですね。

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肝臓を回復させる栄養素③ 【ビタミン】

肝臓を回復させる栄養素 タンパク質

肝臓を回復させる栄養素 食物繊維

から続いて、肝臓の機能回復に良い3つめの栄養素です。

 

ビタミンを補給する

働きのひとつとして、肝臓はビタミンを蓄えてくれています。

吸収したビタミンを蓄え、体内で使いやすいように新しく作り替え、そして血液とともに体中に送り出してくれます。

肝臓が疲れると、このビタミンを蓄える働きが低下してしまい、ビタミン不足になってしまいます。

肝臓の疲労を回復してくれる「タンパク質」「食物繊維」と一緒に、減ってしまったビタミンをしっかり補給することが大事なんですね。

 

生の野菜、果物をたっぷり食べる

野菜のビタミンを摂るには、やはり加工されていない、そのままの野菜を食べることが一番です。

サプリメントの落とし穴

↑ こちらの記事でも触れていますが、コンビニで売っているカットサラダや野菜ジュースなどは、含まれる栄養素がほとんど壊れてなくなっているんです。

なるべく加工されていない野菜や果物を食べることが、肝臓とカラダにとっても良いんです。

できれば様々な種類のビタミンを摂るために、にんじん・玉ねぎ・ピーマン、キャベツなど毎日いろんな野菜を食べるようにすると良いですね。

 

肝臓が疲れきってしまうと、回復させるのも大変ですし、毎日の生活がしんどくなってしまいます。

休肝日をしっかり作る、日ごろから食事内容を意識する。

疲れる前に労わることが、毎日を健康に過ごせる秘訣なんです^^

 

 

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肝臓を回復させる栄養素② 【食物繊維】

前回の 肝臓を回復させる栄養素①【タンパク質】 から続いて、今回は肝臓の機能回復に良い栄養素、2つ目です。

 

食物繊維

 

食物繊維をきちんと摂取し腸内環境を整えることで、肝臓の疲労改善に効果が期待できるんです。

肝臓は、腸から吸収された栄養をさらに分解し、吸収します。

腸内環境が悪くなると有害な「アンモニア」がたくさん発生してしまうので、これを代謝するために肝臓の解毒機能に負担がかかってしまうんです。

便秘や宿便を解消し、腸内環境が整うと、肝臓も疲労しなくなるということですね。

 

水溶性と不溶性の食物繊維

食物繊維は「水溶性」と「不溶性」の2種類にわかれています。

 

水溶性食物繊維は水分に溶け、腸内細菌の善玉菌を増やしてくれます。

アボカド、オクラ、山芋、納豆、ゴボウ、昆布、わかめ、こんにゃく などに多く含まれています。

 

不溶性食物繊維は水分を吸収してかさを増し、腸の活発化と便通を促します。

いんげん豆、ひよこ豆、小豆、おから、エリンギ、えのき、切り干し大根、干し柿、アーモンド などに多く含まれています。

 

これらの食物繊維は、【 水溶性:不溶性=1:2 】のバランスで摂るととっても良く働いてくれます。

食べるときに気を付けることは、やはりたくさん水分を摂ること。

たくさんの水分と一緒に摂ることで、しっかり腸がデトックスされ腸内環境が綺麗になるんです。

腸を綺麗にすることは肝臓だけでなく肌質の改善などにも効果抜群です!意識して腸内デトックスを心掛けてみてくださいね。

 

 

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肝臓を回復させる栄養素① 【タンパク質】

肝臓疲労は腰痛のもと

肝臓疲労は腰痛のもと ②

肝臓疲労は腰痛のもと ③

こちらの記事で、肝臓が疲れると腰痛の原因になることをお伝えしました。

 

では疲れた肝臓を元気にするにはどうすればいいのでしょうか?

 

それは肝臓の機能回復に良い栄養をしっかり摂ることですね。

これから肝臓にとって大切な3つの栄養素をお伝えしていきます。

今回はそのひとつめ、タンパク質です。

 

タンパク質

タンパク質は、肝臓を構成する「幹細胞」を修復してくれる栄養素です。

肝機能が低下しています、と言われた方は意識してタンパク質を摂ると良いですね。

一日に必要なタンパク質は、体重1kgに対して1gが目安となります。

体重が60kgの方ですと、一日に60g摂取することを意識してみてください。

 

動物性と植物性、どちらを摂るべき?

 

タンパク質には、動物性と植物性、2つの種類があります。

動物性タンパク質はお肉や魚、卵などに含まれるタンパク質で、植物性タンパク質は、大豆製品やナッツ類などに含まれるタンパク質をいいます。

 

ではどちらのタンパク質を摂るほうが肝臓にいいと思いますか?

 

答えはどちらもバランスよく1:1で摂ることです。

 

栄養面だけでいうと、実は動物性タンパク質のほうが、含まれるアミノ酸の種類が多く優れています

ですが動物性タンパク質は消化と分解に時間がかかるので、摂りすぎるとかえって肝臓に負担がかかってしまうんですね。

植物性タンパク質は消化、吸収が良いので肝臓の機能修復に適しているのですが、含まれるアミノ酸は動物性のものと比べると少なめなんです。

 

一日の適正量を守り、さらにバランスよく2種類のタンパク質を摂ることが幹細胞の修復にとっても良いですね。

 

どんな食品がおすすめ?

 

タンパク質が含まれる食品の中でも、特に消化、吸収が良く、栄養面でも優れているものを紹介しますね。

 

◇レバー、牡蠣、しじみ (動物性)

細胞の再生や、肝臓の解毒機能をサポートする栄養が豊富

 

◇きな粉や豆腐、納豆など大豆製品 (植物性)

良質のタンパク質がたっぷり含まれ、さらに消化と吸収もよくバランスがいい

 

◇胡麻 (植物性)

植物性タンパク質に加え、肝臓をデトックスしてくれる「セサミン」が豊富

 

ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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