↑ 以前に、肝臓の疲れが腰痛の原因になることについて書きました。
今回は、ちょっと詳しく肝臓の機能についてお話ししますね。
肝臓ってどんなもの?どんな働きをしているの?と気になる方はお読みくださいね。
【1】構造
肝臓は、約1,200gの重さをもち、体重の約1/
多くの役割を持っておりその役割をはたすために、
運ぶため大量の血液が肝臓に流れ込みます。
このように肝臓は、非常に血流に富む臓器です。
肝細胞に送り込まれる血液は、1分間に1,
肝臓が暗褐色をしているのは、
どの臓器にもいえますが、身体の血流を良くすることは肝臓にとっても良いことなんですね。
【2】代謝
肝臓は、ほとんどの物質を代謝している中心となる臓器です。
〈タンパク質代謝を例とします〉
タンパク質摂取
↓
小腸でアミノ酸に分解・吸収
↓
肝臓へ
食べ物に含まれるタンパク質は、小腸でアミノ酸に分解、
そこで体を構成するタンパク質に組み替えられるのです。
肝臓には、他にも糖の代謝、脂質の代謝、ビタミンの代謝、
なので肝臓の代謝機能がうまく働かなくなると、さまざまな症状を引き起こします。
◆肝硬変での代謝異常
肝硬変などで肝細胞が著しく障害を受けると、
減ってきます。
その結果、血液中のタンパク質も減少し、
いわば血液が水っぽくなる症状で、
たとえば腹腔などでは、
重症の肝臓病にみられる、
【3】解毒
解毒とは、摂取された有害物質を水に溶けやすい形に変え、
〈タンパク質の解毒例〉
タンパク質摂取
↓
腸内で悪玉菌に分解され、アンモニアが発生
↓
肝臓で解毒
腸内では、
有害物質が絶えず発生しています。
また、肝臓には特殊な細胞があり血液中を流れてくるウイルス、
壊れた赤血球などを細胞内に取り込み、消化してくれています。
これも肝臓の解毒機能の一つと考えられますね。
ほかにも、肝臓は胆汁分泌なども行っています。毎日たくさん働いてくれている肝臓のためにも、身体によくないものを食べることは控えて労わってあげたいですね。
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