胃の大敵になること
写真はメリケンパークで日向ぼっこをする院長のご様子。
再開発されてかなり綺麗になっていますね!お散歩するのが本当に気持ちいいところでしたー!
さて、今日自律神経と胃の関係についてです。
「夏バテで胃が痛くなる」これは自律神経の乱れから起こるものですね。
自律神経は2種類あって、少し大雑把な分け方をすると
活動する状態では「交感神経」がはたらく
リラックスする状態では「副交感神経」がはたらく
こんな感じですね。
このふたつの自律神経は胃腸の働きにも影響していて、自律神経の働きが乱れると胃腸の機能が低下してしまいます。
では具体的にどんな感じに乱れるのでしょう?
『夏バテ』を例にして解説していきますね。
① 外が暑い時、体の中では交感神経がはたらき、胃腸のはたらきを弱め、汗をかくなどの体温調節に力を注ぐ。
② 冷房の効いた涼しい部屋に入ると、今度は副交感神経がはたらき、胃腸は活動をはじめます。。
この①と②が、急に交互に行われると神経の切り替えがうまくいかなくなります。
①の状態にもかかわらず副交感神経が働いたりと、異常な状態が起きてしまうんです。
1回2回の温度変化でおかしくなることはありませんが、何度も繰り返すことでこの乱れは起こります。これが自律神経の乱れによる夏バテと胃腸への影響ですね。
胃腸では、食べ物が入ると副交感神経がはたらき、消化液の分泌を高め、消化管の運動を促進します。
イメージ的に『え?胃が活動するから交感神経じゃないんですか?』と思われる方も多いかと思います。
胃腸に食べ物が入ると、消化吸収に集中するためにその他の身体の活動をおさえるので、副交感神経がはたらきます。
逆に、胃が空になると身体の活動を再開させるために交感神経がはたらくということですね。
自律神経が乱れると、この働きが逆になりかえって胃腸のはたらきが悪くなるんです。
ちなみに自律神経の乱れは昼夜逆転の生活をしたり、過剰なストレスがかかっても起こります。
当然、昼間は『活動する状態』で、夜は『リラックスする状態』です。
これがチャンポンされると、昼間に突然眠くなる、夜に目が覚めるなどの支障が出てきますので、気を付けたいですね。
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