カフェインに興奮作用はない?

お仕事の合間に1杯の飲み物。

何を飲みますか?

気持ちがキリっとする気がするので、私はコーヒーが好きです。

緑茶や紅茶などいろいろと選択肢はありますが、多くの飲み物にはカフェインが入っていますね。

カフェインとは

そもそもカフェインとはアルカロイドという化合物の仲間で、コーヒーや茶葉などの食品に含まれる天然の食品成分のひとつです。

コーラなんかの清涼飲料水には、苦みを抑える食品添加物として使われたりもしています。

カフェインの働きとして主に興奮作用が知られていますが、実はカフェインそのものに神経を興奮させる働きがあるわけではないんです!

 

カフェインが働くしくみ

私たちが起きて動いているとき、脳や体の神経は興奮しています。

神経が興奮すると、アデノシンが分泌されます。

人間にはA1、A2A、A2B、A3の4種類のアデノシン受容体があり、この受容体とアデノシンが結びつくことで、アデノシンは身体の興奮を鎮める働きをするんです。

実はカフェインは、このアデノシン受容体のうちA1受容体と結びつくアデノシンととっても似た構造をもっています。

そのためA1受容体にも結びついてしまい、本来のアデノシンより先にカフェインが結びつく現象が起きます。

そうするとアデノシンが結合できなくなるため、本来伝達されるべきであった信号が伝わらなくなり、結果として アデノシンの作用が抑制されることになるんです。

つまり興奮を抑えようとする働きを、更に抑えてしまうんですね~。

 

脳に直接「アクセル」をかけているのではなく、「ブレーキ」を効かないようにしてドーパミンのどの興奮作用物質が自由に動けるようにしているだけなんです。

いわゆるエナジードリンクのように疲労回復作用は期待できないですけど、眠気覚ましの効果は期待できるということですね!

 

 

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