椎間板ヘルニアのはなし

微妙な芸能人より有名な『椎間板ヘルニア』のはなし

 

原因がはっきりしている腰痛の中でもっとも多いのが『椎間板ヘルニア』です。

 

専門用語バリバリで書きますと、

椎間板の線維輪に亀裂が入り、内部の随核が飛び出して、近くを通る神経を圧迫することで痛みが発生する。というのが椎間板ヘルニアです。

身近で簡単に表現するなら、イクラが潰れて中身がでて、その飛び出た液体が白シャツについてシミになる感じ。いろんな意味で痛いですね・・・

ここで重要なのは、飛び出したものが神経に触れなければ痛くはないってことです。

 

では実際に触れるとどうなるかといいますと、

 

①腰が痛くなる

②『坐骨神経』や『大腿神経』を構成する神経根(神経の根っこ)を圧迫し、足のシビレや痛みがあらわれる。

 

主にこの二つです。

この『椎間板ヘルニア』は厄介なことに、働きざかりの20代~40代に多いんです。

椎間板は20歳ぐらいまでは弾力性が強く、こわれてしまうことは少ないです。しかし年を取ってくると、椎間板にある随核の水分が抜けて弾力性がなくなって潰れやすくなり、あるいは線維輪に亀裂が入ったりしやすくなります。

年齢とともに耐久性が落ちてしまうんですね。

支えている筋肉の疲労や衰えもあると思われます。

 

ちなみにスポーツをされている方ですと、弾力性のある10代でも起こりえます。無理な運動や、肉体が出来上がる前に無駄な技術を身につける真似をすると、身体への負担はとても大きいんです。

まあ、この辺は指導者の問題ではありますが・・・

話しを戻しまして、椎間板ヘルニアを防ぐには普段からのケアがとっても大事です

・筋肉の疲労を抜く

・負担のかかる姿勢をしないようにする

・運動で体幹をきたえる

・整体治療室CORAILで月に1回はメンテナンスする・・

ちなみに、椎間板は立っている姿勢よりも、椅子に座っている姿勢のほうが実はかかる圧力は大きいんです。

立っている姿勢で100%、座っている姿勢で140%、前かがみで座った場合は185%の負荷だと言われています。

力仕事はあまりしないという方でも、椅子に座り続ける仕事の方は要注意ですね。

 

パソコン打ってるとついつい前かがみになって姿勢も無意識に悪くなってきちゃいます。

こまめにストレッチや息抜きもしていきましょうね~

 

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