自律神経の不調は整体?病院?

― “どこから医療?どこまで整体?” のボーダーをわかりやすく解説 ―

最近、当院にも

「自律神経が乱れている気がする…」

「病院に行くべき?整体で治る?」

という相談がとても増えています。

 

実は、自律神経の問題には3つの段階があり、

その段階ごとに “整体が効く範囲” と “医療が必要な範囲” が違います。

今日はそれを、動画と文章でわかりやすくまとめました。

 

🎥 解説動画

1分で簡単にまとめた動画です⬇️

「自律神経の悩み:整体と医療のボーダー」

 

🔍 まず結論:

✔ 投薬レベル → 医療+整体

✔ 薬をやめたい → 一緒に計画

✔ 病院レベルじゃない不調 → 整体の得意分野

以下、もう少し詳しく説明します。

 

① 投薬治療が必要なレベル

▶ この場合は 整体だけでは不十分

症状が強かったり、医師から薬が処方されている場合は、

整体ではカバーしきれない領域も出てきます。

ベストは「医療+整体」の併用。

• 薬で炎症・過緊張を抑えつつ

• 整体で自律神経のバランスを整える

この2つを組み合わせることで、回復スピードが一番早くなります。

 

② 薬をやめたい人

▶ 絶対に “いきなり中止” は危険

自律神経の薬(睡眠薬、安定剤、抗不安薬など)は、

急にやめると反動が起きたり、悪化することがあります。

ここは 医療機関と相談しながら

整体で土台を整えつつ、 徐々に薬を減らしていく のが最も安全。

CORAILでは

• 睡眠の質

• 呼吸の深さ

• 身体の緊張度

• 回復力のベース

これらを整えながら、医療との両輪でサポートします。

 

③ 病院に行くほどではないけど明らかにおかしい

▶ この段階は 整体が圧倒的に効果を発揮する領域

よくある例は…

• 眠れない

• 変な疲れ方

• 呼吸が浅い

• 動悸や息苦しさが時々

• 集中できない

• やたらイライラする

• 首肩の緊張が取れない

• 不安感が周期的に来る

こうした状態は

「自律神経の調整」

「姿勢・呼吸・筋緊張の最適化」

が重要で、整体の得意分野です。

特にCORAILの 深眠整体 は

“自律神経の回復スイッチを入れる施術” に特化しています。

  

🌿 整体ができること/できないこと

◆できること

• 自律神経のバランス調整

• 呼吸の改善

• 筋緊張の解除

• 睡眠の質の改善

• 内臓反射の緩和

• ストレス耐性の底上げ

• リセット感の獲得

 

◆できないこと

• 投薬が必要なレベルの治療

• 急な薬の中断

• 内科疾患の診断

 

💬 まとめ

自律神経の不調には段階があり、

その段階ごとに 最適な手段が違う ということ。

✔ 薬レベル → 医療+整体

✔ 薬を減らしたい → 相談しながら

✔ 軽〜中度不調 → 整体が最適

あなたがどの段階なのか、

一度ご相談いただければ、身体を見た上で最短の方法をご提案します。

 

参考文献 / 参考サイト:

1. 厚生労働省

「自律神経失調症に関する情報」

2. 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)

「ストレスと自律神経に関する基礎知識」

3. 日本自律神経学会

自律神経疾患に関するガイドライン

4. MSDマニュアル家庭版

「自律神経系の障害」

5. 日本精神神経学会

「抗不安薬・睡眠薬の適切な使用と減量に関する指針」

6. 日本睡眠学会

「睡眠医療ガイドライン」

7. Johns Hopkins Medicine

Autonomic Nervous System Overview

8. Mayo Clinic

Guidelines on anxiety medications and safe tapering

9. Harvard Health Publishing

Stress response and the autonomic nervous system

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