3月になり急に気温が上がりましたね。
今でこの気温だと、今年の夏の暑さはやばそうですね~(毎年言うてる気が)
秋にがくっと気温が下がったり、今みたいに急に暖かくなるとよく言われるのが
「急な気温の変化には体がついていかない」
という表現。私も数えきれないほど使ってきた言葉です。笑
実際に季節の変わり目は体調を崩しやすいのですが、具体的にはどういうことなのでしょう?
わかりやすく言うと、
まず人間の体温というのは常に一定(35〜36°ぐらい)を保っています。
外気温が寒かろうが暑かろうが、体温は一定です。恒温動物ですね。
急な寒暖差があると、体温が変わらないように調節するのに体力を消耗します。
寒いときは体を震わせて熱を生み出したり、暑いときは発汗して体温を下げたりしますね。
エアコンで考えると、28℃の部屋を25℃に冷やすより、35℃の部屋を25℃に冷やすほうがたくさんの電力を消費して電気代がかかりますよね。
同じように、外気温が急に変化すると、私たちの体ではその差を埋めるために体力を消耗します。
ひどくなると倦怠感や頭痛などの症状が現れたり、体力が落ちることで免疫力も落ち、病気にもつながることがあります。
昨日は春の陽気でも、今日は風が強くて肌寒かったり。
毎日日替わりで寒暖差がキツいとしんどいのは、こういう仕組みです。